労務・法定帳簿

不動産業向け 退職証明書テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月22日 / 全14項目

退職証明書は、退職した人の請求に応じて会社が交付する証明書です。労働基準法にもとづくものとされています。

宅建業では、従業者名簿と従業者証明書という別の書類があります。どちらも宅地建物取引業法にもとづくもので、退職証明書とは根拠も目的も違います。証明書がほしいと言われたときに、どれを指しているかで作るものが変わります。

このテンプレートは、受付でどの書類かを分けたうえで、退職証明書として書くものを整理した形にしています。

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ハイフンはあり・なしどちらでもかまいません。

このテンプレートは誰向けですか

  • 従業者名簿や従業者証明書と取り違えたくない方
  • 退職した従業者から証明書を求められた方
  • 従業者証明書の返却を忘れたくない方

どのような場面で使いますか

受付でどの書類かを先に分けます。請求された項目だけを書きます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 求められている書類
  • 従業者証明書の返却
  • 使用期間
  • 業務の種類
  • その事業における地位
  • 賃金
  • 退職の事由
  • 用途(任意)
  • 氏名
  • 生年月日
  • 従事した事務所
  • 交付の方法
  • 交付日
  • 写しの保管場所

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

退職証明書.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
退職証明書
事務所
交付日
管理番号
受付日・受付者
項目記入欄項目記入欄
① 受付(どの書類かを先に分ける)
求められている書類従業者証明書の返却
使用期間業務の種類
その事業における地位賃金
退職の事由用途(任意)
② 証明する内容(従業者名簿と台帳から写す)
氏名生年月日
使用期間その事業における地位
業務の種類従事した事務所
賃金退職の事由
③ 交付の記録(この欄は社内用。本人へ渡す紙には印刷しない)
交付の方法交付日
従業者証明書の返却写しの保管場所
事務所の名称・所在地事業主
備考
商い屋 不動産 https://fudosan.akinaiya.com (2026-09-22 版)

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年9月22日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事務所・交付日・管理番号などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

退職証明書と宅建業の書類は別のもの

不動産業では、名前の似た書類が並びます。

書類何のためのものか
退職証明書退職した事実と、請求された事項を会社が証明する
従業者名簿宅建業者が事務所ごとに備える帳簿
従業者証明書従業者であることを取引の相手に示すもの

根拠も目的も違うため、受付の時点で分けます。

退職証明書に書ける5つの事項

証明できるのは、使用期間、業務の種類、その事業における地位、賃金、退職の事由の5つです。

そのうち、請求された項目だけを書きます。請求されていない事項を書いてはならないという定めがあるとされています。

不動産業では、業務の種類の欄に、担当していた業務を書く形が分かりやすくなります。売買仲介、賃貸仲介、賃貸管理、売買の営業。

とはいえ、宅地建物取引士としての登録や、専任の宅建士であったかどうかは、請求が無ければ書きません。

退職証明書の賃金欄は歩合の扱いを決める

不動産業では、固定給に歩合が加わる形が多くあります。

月によって額が大きく変わるため、どの月の額を書くのか、平均で書くのか、年収で書くのかを確かめてから書きます。

賃貸の審査に使う場合と、転職先に出す場合では見られる点が違います。そのため、本人に用途を聞いてから決めます。

なお、賃金の請求が無ければ、この欄は空けます。歩合の内訳まで書いて渡す必要はありません。

退職証明書と従業者名簿の関係

従業者名簿は、宅建業者が事務所ごとに備えることとされている帳簿です。退職した人についても、定められた期間は記載を残します。

そのため、退職証明書を書くときの材料としても使えます。従事した期間、業務に従事した事務所、宅地建物取引士であるかどうか。

一方で、従業者名簿そのものを本人に渡すものではありません。証明書として渡すのは、この用紙のほうです。

また、退職した人の従業者証明書は返してもらいます。退職の手続きの中に、この1行を入れておくと抜けません。

よくある質問

退職証明書と従業者証明書はどちらを出しますか。

根拠も目的も違います。従業者証明書は在職中に取引の相手へ示すもので、退職時には返してもらいます。退職した事実の証明なら退職証明書です。

専任の宅地建物取引士だったことは書きますか。

請求されていなければ書きません。書ける事項は5つに限られています。必要であれば、その事業における地位として書く形になります。

歩合を含めた賃金はどう書きますか。

月によって額が大きく変わるため、どの月の額か、平均か、年収かを確かめてから書きます。請求が無ければこの欄は空けます。

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