労務・法定帳簿法令確認あり

不動産業向け 出勤簿テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全10項目

出勤簿は、実際に何時から何時まで働いたかを残す書類です。

不動産の営業では、内見の案内で外に出ている時間が長くなります。事務所の打刻だけを見ていると、直行直帰の日の記録が残らない形になります。

このテンプレートは、直行直帰の区分を持たせ、外出の行き先と戻りの時刻を備考に書ける形にしたものです。

出勤簿(Excel・PDF)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelのダウンロードが始まります。PDFも同じ画面から取得できます。

このテンプレートは誰向けですか

  • 直行直帰の日の記録が空欄になっている方
  • 事業場外みなしの対象日を分けたい方
  • 繁忙期の時間外を月ごとに見たい方

どのような場面で使いますか

1人1か月で1枚。毎日の始業・終業を書き、月末に合計を賃金台帳へ転記する形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 曜日
  • 区分
  • 始業
  • 終業
  • 休憩(h:mm)
  • 労働時間
  • うち時間外
  • 確認
  • 備考(訪問先・外出の時間帯)

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

出勤簿.xlsx — 記入例の一部
出勤簿 【記入例】
商号 / 事務所○○不動産株式会社 本店
年月2026年8月
日付曜日区分始業終業休憩 (h:mm)労働時間うち 時間外確認備考(訪問先・外出の時間帯)
8/3出勤9:3019:001:008:300:30内見2件(13:00〜16:30 □□ハイツほか)
8/4直行直帰10:0018:301:007:300:00直行:△△町 戸建て 10:00着/直帰:18:30 ××ハウス発
8/5休日定休日
8/6みなし8:000:00事業場外みなし(1日外回り)。深夜・休日労働なし
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。商号 / 事務所・年月・氏名などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 労働基準法は、賃金台帳に労働日数・労働時間数等を記入することを求めており、その基礎として労働時間を把握しておく必要があります。労働安全衛生法第66条の8の3は、労働時間の状況をタイムカードによる記録等の客観的な方法で把握することを求めています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

出勤簿に記入する項目

出勤簿に決まった様式はありません。賃金台帳に必要な数字を出せる形であれば、会社ごとの様式でかまわない形になります。

実務では、次の項目を持たせているものが一般的です。

  • 日付と曜日
  • 区分(出勤・直行直帰・休日・有休・欠勤)
  • 始業時刻と終業時刻
  • 休憩時間
  • 労働時間の合計
  • うち時間外・休日・深夜の時間数

ポイントはここです。始業・終業の「時刻」を残すことが、あとからの確認では効いてきます。労働時間の合計だけでは、どの日に何が起きたのかを後から出せません。

直行直帰の日の書き方

直行直帰の日は、事務所の打刻が残りません。

実務では、次の形がとられています。

  1. 最初の訪問先に着いた時刻を始業とし、最後の訪問先を出た時刻を終業とする
  2. 訪問先と時刻を、当日中に本人が申告する
  3. 上長が翌営業日に確認して押印する

直行直帰の日を空欄のままにすると、その日は働いていないことになります。区分を設けておくと、書き忘れに気づけます。

事業場外みなし労働時間制をとっている場合

外回りが中心の営業について、事業場外みなし労働時間制をとっている会社があります。

この制度は、労働時間を算定しがたいときに適用されるものです。携帯電話で随時指示を受けている場合など、算定できると判断されることもあります。

制度をとっている場合も、次の点は残ります。

残るもの理由
深夜・休日労働の割増賃金みなしの対象外
労働時間の状況の把握安全衛生の観点から求められる
事業場内で働いた時間みなしの対象外として別に数える

出勤簿の区分に「みなし」を設けておくと、どの日が対象だったかが分かる形になります。

客観的な方法で把握するということ

労働時間の把握は、タイムカードやパソコンの記録など、客観的な方法によることが求められています。

自己申告による方法をとる場合は、実態と合っているかを確認する仕組みが必要とされています。不動産の会社では、次の形が広く使われています。

  • 事務所のパソコンのログオン・ログオフの記録を使う
  • 勤怠アプリの打刻(位置情報つき)を使う
  • 手書きの出勤簿を使い、上長が翌営業日に確認して押印する

内見の予定表と出勤簿を並べて、外出の時間が記録に反映されているかを見ておくと、実態との差が広がりません。

出勤簿の保存

出勤簿は、労働関係に関する重要な書類として保存の対象になります。保存期間は法改正の経過措置が関わるため、最新の取り扱いを所管の労働基準監督署にご確認ください。

月ごとに1枚、人ごとに1ファイルという持ち方にすると、賃金台帳と並べたときに突き合わせがしやすくなります。

繁忙期の時間外を見ておく

不動産の賃貸仲介では、1月から3月にかけて業務が集中します。

この時期の時間外が、営業手当の相当時間を超えているかどうかは、月ごとに見ておく形になります。出勤簿の月計を賃金台帳へ転記するときに、あわせて確かめると手戻りが減ります。

よくある質問

直行直帰の日はどう記録しますか。

最初の訪問先に着いた時刻と、最後の訪問先を出た時刻を本人が申告し、上長が確認する形が広く使われています。訪問先を備考に残しておくと、後から確かめられます。

事業場外みなしをとれば時間の記録は不要ですか。

深夜・休日労働の割増賃金は発生し、労働時間の状況の把握も求められています。記録そのものは残しておく形になります。

内見の移動時間は労働時間ですか。

業務のための移動であれば、労働時間として扱われることが一般的です。実態にもとづく判断となるため、判断に迷う場合は所轄の労働基準監督署にご確認ください。

関連するテンプレート