不動産業向け 解約(退去)通知書
解約通知書は、借主が退去を申し出るときに提出してもらう文書です。管理会社が様式を用意し、契約時や更新時に渡しておくのが一般的です。
退去の連絡を電話だけで受けると、申し出のあった日が記録に残りません。解約の申入れから何か月分の賃料が発生するかは、この日から数えるため、書面で受けておく必要があります。
このテンプレートは、必要な項目を記入式にし、受付印の欄を設けた形にしています。
解約(退去)通知書(Word)を無料でダウンロード
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このテンプレートは誰向けですか
- 不動産業で賃貸管理の書類を作成している方
- 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
- 今使っている様式を見直す参考にしたい方
どのような場面で使いますか
賃貸管理の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 提出先
- 提出日
- 1 物件・借主
- 物件名
- 部屋番号
- 借主氏名
- 現在の電話番号
- 契約日
- 2 解約及び退去の日
- 解約する日(契約を終える日)
- 退去する日(鍵を返す日)
- 解約の理由
- 3 転居先
- 転居先の住所
- 転居後の電話番号
- 転居先が未定の場合の連絡先
- 4 敷金の返還口座
- 金融機関名
- 支店名
- 預金の種類
- 口座番号
- 口座名義(カタカナ)
- 名義が借主と異なる場合の理由
- 5 立会いの希望日
- 6 お渡しいただくもの(退去日)
- 7 ご確認いただきたいこと
- (管理会社記入欄)
- 受付日
- 受付者
- 契約上の解約可能日
- 立会いの確定日
- 備考
文書のプレビュー
実際のファイルの記入例ページです。
| 建物賃貸借契約 解約通知書 【記入例】 | |
| 提出先 | 株式会社○○不動産 賃貸管理部 |
| 提出日 | 令和9年4月15日 |
| 前文 | 下記の建物賃貸借契約について、賃貸借契約書の定めにより解約を申し入れます。 |
| 見出し | 内容 |
| 1 物件・借主 | |
| 2 解約及び退去の日 | |
| 3 転居先 | |
| 4 敷金の返還口座 | |
ファイル形式
| 形式 | Word(.docx) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer |
| 用紙 | A4縦・余白20mmで設定済み |
| 構成 | 本文 / 記入例 / 説明 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Word 約 8 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
- 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
- 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
- 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
- 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
カスタマイズ方法
- 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
- 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。
利用上の注意
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
解約通知書に書く事項
解約通知書に書く事項は、次のとおりです。
| 書くこと | 注意 |
|---|---|
| 物件と借主 | 部屋番号まで |
| 解約する日 | 契約を終える日 |
| 退去する日 | 鍵を返す日 |
| 転居先 | 連絡がつく住所 |
| 敷金の返還口座 | 名義に注意 |
| 立会いの希望日 | 候補を複数 |
| 受付日 | 管理会社が記入 |
解約日と退去日を、分けて書く
解約通知書では、解約日と退去日を分けて書いてもらいます。 この2つは同じとは限りません。月末で契約を終えるが、荷物の搬出は月半ばに済ませる、という場合があります。
賃料の精算は解約日で計算し、鍵の返却と立会いは退去日に行います。分けて書いてもらえば、どちらの日程も組めます。
契約書で「1か月前までの申入れ」と定めている場合、解約日は受け付けた日から1か月以降になります。受付日を通知書に記録しておくと、この計算が正確にできます。
敷金の返還口座は、名義を確認する
返還口座の名義が借主本人でない場合、確認が必要になります。家族の口座を指定されることがあるためです。
通知書に、名義が借主と異なる場合の理由を書く欄を設けておくと、後から確認する手間が省けます。
立会いの希望日は、複数の候補を書いてもらってください。1つだけだと日程が合わないときに、やり取りが増えます。