不動産業向け 鍵管理台帳テンプレート
鍵管理台帳は、管理している物件の鍵がどこにあるかを追う表です。
鍵は、内見、工事、清掃、入居者への引渡しと、さまざまな場面で動きます。誰にいつ渡し、いつ戻ったかが残っていないと、紛失したときに経過を説明できません。
このテンプレートは、鍵の在庫と、貸出の記録を同じ台帳で管理する形にしたものです。入居と退去のたびに本数を数える形にしておくと、返却されていない鍵に気づけます。
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このテンプレートは誰向けですか
- 鍵の持ち出しと返却を記録に残したい方
- 現地キーボックスの暗証番号を管理したい方
- シリンダー交換の履歴を追いたい方
どのような場面で使いますか
鍵を持ち出すたびに記入し、返却時に確認者が印を入れます。返却欄が空のまま日をまたいだ行に色を付けて使います。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 管理番号
- 物件・部屋
- 鍵の種類
- 本数
- 保管場所
- 持出日時
- 持ち出した人
- 目的
- 返却日時
- 確認者
- 交換の履歴
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| 鍵管理台帳 【記入例】 | ||||||||||
| 管理会社 | 株式会社○○不動産 | |||||||||
| 保管場所 | 事務所内キーボックス(施錠) | |||||||||
| 管理 番号 | 物件・部屋 | 鍵の種類 | 本数 | 保管場所 | 持出日時 | 持ち出した人 | 目的 | 返却日時 | 確認者 | 交換の履歴 |
| K018-103 | ○○ハイツ 103 | 玄関(ディンプル) | 2 | キーボックス A-3 | 2026/8/22 10:00 | 石田 隆 | 内見(C-2026-121) | 2026/8/22 13:30 | 榎本 | 2026/7/31 退去に伴い交換 |
| K018-203 | ○○ハイツ 203 | 玄関(ディンプル) | 2 | キーボックス A-3 | 2026/8/26 10:00 | 石田 隆 | 内見(C-2026-124) | |||
| K018-CM | ○○ハイツ 共用部 | 共用玄関・ごみ置場 | 3 | キーボックス A-1 | 2026/8/20 10:00 | 榎本 次郎 | 建物点検 | 2026/8/20 11:00 | 青柳 | |
| K022-305 | □□コーポ 305 | 玄関(シリンダー) | 2 | キーボックス B-2 | 2026/8/18 13:00 | △△設備 | 設備の修理 | 2026/8/18 16:20 | 榎本 | |
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 14 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 上部の基本情報を埋めます。管理会社・保管場所・開錠できる者などの欄を先に入れてください。
- 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
- 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
- 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
- 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。
カスタマイズ方法
- 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
- A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。
利用上の注意
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
鍵管理台帳に載せる項目
鍵管理台帳に載せる項目は、2つの層に分かれます。
| 層 | 項目 |
|---|---|
| 在庫 | 物件、部屋番号、鍵の種類、本数、保管場所、キー番号 |
| 貸出 | 持ち出した日時、持ち出した人、目的、返却した日時、確認者 |
返却の欄が空のまま日をまたいだ行に、色を付けます。鍵の紛失は、発覚が遅れるほど経過をたどりにくくなります。
鍵の保管の方法
鍵の保管は、事故が起きたときの責任に直結します。実務では、次の形をとっている会社が多くあります。
- 施錠できるキーボックスに保管する
- 鍵に部屋番号を直接書かず、管理番号で対応させる
- キーボックスの開錠ができる人を限る
ポイントはここです。2つ目は、鍵を紛失したときの被害を小さくします。部屋番号が書かれた鍵を落とすと、その部屋が特定されてしまいます。
現地キーボックスの扱い
空室の内見では、現地にキーボックスを設置している物件があります。便利な一方で、暗証番号が広がると管理ができなくなります。
一般には、次の形にしている会社が多くあります。
- 暗証番号を定期的に変更する
- 番号を伝えた相手と日付を記録に残す
- 入居が決まったら、キーボックスを撤去する
2つ目を残しておくと、番号が広がった経路をたどれます。他社に番号を伝える場合も、記録に残す形にします。
シリンダー交換の履歴
退去のたびにシリンダーを交換する運用をとっている会社があります。交換の履歴を台帳に残しておくと、鍵の本数が合わなくなったときに経過を確認できます。
実務では、次の内容を残しています。
- 交換した日、交換した理由(退去、紛失、故障)
- 新しいキー番号、本数
- 費用と負担者
負担者を残しておくと、精算のときに参照できます。紛失による交換は借主の負担となることが一般的です。
鍵の受け渡しを入居と退去でつなぐ
鍵管理台帳は、入居と退去の場面でも使います。
入居のときは、何本を誰に渡したかを残します。退去のときは、何本が戻ったかを確認します。この2つがそろっていないと、返却されていない鍵に気づけません。
実務では、次の形にしている会社が多くあります。
- 入居時に、渡した本数を書面で相互に確認する
- 退去の立会いで、本数を数えて台帳と照らす
- 不足があった場合は、シリンダーの交換を検討する
2つ目を立会いの手順に入れておくと、その場で確認できます。あとから数えると、借主に連絡を取り直すことになります。
よくある質問
合鍵は何本まで作りますか。
物件と運用によって変わります。入居者へ渡す本数のほか、管理会社の保管分を1本持つ形が一般的です。本数を台帳で管理し、増やしたときは記録に残す形が安全です。
鍵を紛失した場合はどうしますか。
シリンダーの交換を検討する形になります。誰がいつ持ち出したかが台帳に残っていると、紛失の状況を確認できます。費用の負担については、契約書の定めと状況をもとに判断する形になります。