不動産業向け 物件台帳テンプレート
物件台帳は、管理している物件そのものの情報を集める台帳です。入居者名簿が「誰が住んでいるか」を持つのに対して、物件台帳は「どんな建物か」を持ちます。
管理を受託した時点で作り、以降はここを起点に他の書類がつながります。オーナーの連絡先、管理の条件、設備の情報、法定点検の状況。これらが1か所にあると、対応が早くなります。
このテンプレートは、物件ごとに1枚で持つ形にしたものです。
物件台帳(Excel)を無料でダウンロード
会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelファイルのダウンロードが始まります。
ダウンロードを開始しました
自動で始まらない場合は、下のボタンから取得してください。リンクの有効期限は14日間です。
ファイルを取得するうまく開けないときは info@syojin.com までご連絡ください。
このテンプレートは誰向けですか
- 法定点検の周期を物件ごとに管理したい方
- 夜間の連絡先をすぐ出せる状態にしたい方
- 管理を受託した物件の情報を集約したい方
どのような場面で使いますか
管理を受託した時点で作り、契約の更新や大規模修繕のたびに更新します。他の書類の起点になる台帳です。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 物件名
- 種別
- 所在地
- 最寄駅
- 構造・階数
- 築年月
- 総戸数・間取り
- 延床面積
- オーナー
- 連絡先
- 共有の有無
- 送金先口座
- 管理の形態
- 管理料
- 管理委託契約
- 報告の頻度
- 給水方式
- 受水槽
- ガス
- エレベーター
- 消防設備
- 消防点検の周期
- 前回の消防点検
- 次回の予定
- 消防への報告
- 次回の報告
- 特定建築物の定期調査
- 昇降機の定期検査
- 駐車場
- 駐輪場
- 清掃
- 植栽の管理
- 消防設備の業者
- 給排水の業者
- 緊急対応(夜間・休日)
- 受付の範囲
- 直近の大規模修繕
- 変更の履歴
- 次回の見直し
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| 物件台帳 【記入例】 | |||
| 管理会社 | 株式会社○○不動産 | ||
| 物件番号 | K-018 | ||
| 項目 | 記入欄 | 項目 | 記入欄 |
| 物件名 | ○○ハイツ | 種別 | 共同住宅(一棟) |
| 所在地 | 東京都○○区○○5-1-2 | 最寄駅 | ○○線 ○○駅 徒歩7分 |
| 構造・階数 | 鉄骨造 3階建 | 築年月 | 2011年9月(築15年) |
| 総戸数・間取り | 12戸(1K×6・1LDK×6) | 延床面積 | 486.20平方m |
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 14 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 上部の基本情報を埋めます。管理会社・物件番号・作成日などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
- 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
- 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
- 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
- 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。
カスタマイズ方法
- 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
- A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。
利用上の注意
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
物件台帳に載せる項目
物件台帳に載せる項目は、次の5つに分かれます。
| 分類 | 項目 |
|---|---|
| 建物 | 所在、名称、構造、階数、戸数、築年月、延床面積 |
| 権利 | オーナー、連絡先、共有の有無、抵当権 |
| 管理 | 管理の形態、管理料、契約期間、報告の頻度 |
| 設備 | 給水方式、ガス、消防設備、エレベーター、駐車場 |
| 点検 | 法定点検の種類、周期、前回と次回の予定 |
法定点検の欄を台帳に持たせます。消防設備点検や貯水槽の清掃など、周期が決まっているものは、台帳で管理しないと抜けます。
法定点検の管理
賃貸物件には、法令に基づく点検や報告が必要になるものがあります。建物の規模や設備によって、対象になるものが変わります。
一般には、次のようなものが挙げられます。
- 消防用設備等の点検と報告
- 簡易専用水道の管理の検査(受水槽の有効容量が10立方メートルを超える場合)
- 昇降機の定期検査報告
- 特定建築物の定期調査報告(規模と用途による)
ポイントはここです。どれが自分の物件に該当するかは、建物ごとに違います。台帳に「該当・非該当」を書いておくと、毎回調べ直さずに済みます。
関係業者を台帳に載せる
物件には、複数の業者が関わります。設備が故障したとき、どこに連絡するかが台帳に書いてあると、対応が早くなります。
実務では、次の業者を載せている会社が多くあります。
- 消防設備の点検業者
- 給排水設備の業者
- エレベーターの保守会社
- 清掃業者
- 緊急対応の業者(夜間・休日)
最後の1つが重要になります。夜間に水漏れの連絡が来たときに、台帳を開けば連絡先が分かる状態にしておくと、対応が変わります。
台帳の更新
物件台帳は、次のタイミングで更新すると古い情報が残りにくくなります。
- 管理委託契約を更新したとき
- オーナーが変わったとき(相続、売却)
- 大規模な修繕や設備の更新を行ったとき
- 法定点検の結果が出たとき
オーナーが変わったときは、台帳だけでなく契約関係の書類も差し替えることになります。変更の履歴を残しておくと、経過をたどれます。
よくある質問
区分所有のマンションでも使えますか。
使えます。区分所有の場合は、管理組合と管理会社の情報、管理規約の内容を書く欄を足す形が扱いやすくなります。建物全体の法定点検は管理組合が行うことが多いため、その旨を書いておくと混乱しません。
オーナーが複数いる場合はどう書きますか。
共有者の欄を作り、持分と代表者を書く形が一般的です。連絡や送金の窓口を誰にするかも台帳に書いておくと、手続きが滞りません。