建物・設備

不動産業向け 修繕履歴管理表テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全12項目

修繕履歴管理表は、物件でどんな修繕を行ってきたかを残す表です。

同じ箇所の不具合が繰り返し起きているかどうかは、履歴が無いと分かりません。部分的な修理を続けるより、まとめて交換したほうが安くなる場面があります。

このテンプレートは、費用と負担者を残し、オーナーへの報告と承認の経過まで追える形にしたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 同じ箇所の不具合が繰り返していないか見たい方
  • 費用の負担者を記録に残したい方
  • オーナーの承認の経過を追いたい方

どのような場面で使いますか

修繕の受付のたびに1行を足し、対応と費用を書き込みます。年度でまとめると、設備の更新時期を検討する材料になります。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 受付日
  • 受付の経路
  • 箇所
  • 不具合の内容
  • 業者
  • 対応日
  • 行った内容
  • 見積額(円)
  • 確定額(円)
  • 負担者
  • 報告日
  • 承認日

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

修繕履歴管理表.xlsx — 記入例の一部
修繕履歴管理表 【記入例】
管理会社株式会社○○不動産
物件名○○ハイツ(物件番号 K-018)
受付日受付の経路箇所不具合の内容業者対応日行った内容見積額 (円)確定額 (円)負担者報告日承認日
2026/4/8入居者(201)201号室 給湯器お湯が出ない。エラー表示あり△△設備2026/4/9給湯器を交換(同型)138,000138,000オーナー2026/4/82026/4/8
2026/5/22巡回点検共用廊下 1階共用灯2か所が不点灯自社2026/5/22LED電球に交換2,4002,400オーナー2026/6/10報告のみ
2026/6/14入居者(103)103号室 洗面台水栓からの水漏れ△△設備2026/6/16パッキンを交換8,8008,800オーナー2026/7/10報告のみ
2026/7/3入居者(301)301号室 エアコン冷えない。室外機から異音□□電機2026/7/5エアコンを交換(10年経過)96,00092,400オーナー2026/7/32026/7/4
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。管理会社・物件名・対象期間などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

修繕履歴管理表に載せる項目

修繕履歴管理表に載せる項目は、次の5つです。

項目中身
発生発生日、受付日、受付の経路(入居者、点検、業者)
内容物件、部屋または共用部、箇所、不具合の内容
対応業者、対応日、行った内容
費用見積額、確定額、負担者(オーナー・借主・管理会社)
承認オーナーへの報告日、承認日、承認の方法

受付日と対応日を両方書きます。受け付けてから直るまでの日数が分かると、対応の速さを振り返れます。

繰り返す不具合を見つける

修繕履歴は、まとめて見ると意味が出ます。実務では、次の集計をしている会社が多くあります。

  1. 箇所ごとの発生件数(給湯器、水栓、エアコン、共用灯など)
  2. 部屋ごとの発生件数
  3. 年ごとの費用の合計

ポイントはここです。1つ目で件数が多い設備は、更新を検討する対象になります。築年数が同じ設備は、同じ時期に不具合が出ることが多くあります。

費用の負担をどう決めるか

修繕の費用を誰が負担するかは、原因によって変わります。

一般には、次のように整理されます。

  • 経年劣化や設備の故障 … 貸主(オーナー)の負担
  • 借主の故意・過失による破損 … 借主の負担
  • 管理会社の手配の誤りによるもの … 管理会社の負担

判断に迷う場合は、状況を写真で残したうえで、オーナーと相談する形になります。負担者の欄を空欄のまま進めると、精算のときに揉めます。

オーナーへの報告と承認

一定の金額を超える修繕は、オーナーの承認を得てから発注する形が一般的です。金額の基準は、管理委託契約で定めていることが多くあります。

実務では、次の形にしている会社が多くあります。

  • 契約で定めた金額の基準を、表の欄外に書いておく
  • 基準を超えるものは、見積りを添えて報告する
  • 承認の方法(書面、メール、口頭)と日付を残す

緊急の場合(水漏れなど)は、先に対応して事後に報告する形をとることがあります。その場合も、いつ連絡したかを残しておくと説明ができます。

よくある質問

緊急の修繕はどう扱いますか。

管理委託契約に、緊急時は事後の報告でよい旨を定めている場合があります。その場合も、対応した内容と連絡した日時を記録に残す形が確実です。

入居者から直接業者を呼ばれた場合はどうしますか。

費用の負担が問題になることがあります。契約書に、修繕の連絡先を管理会社とする旨が書かれているかを確認し、記録には経路を残しておく形が扱いやすくなります。

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