仲介・営業

不動産業向け 物件概要書テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全37項目

物件概要書は、その物件の情報を1枚にまとめた資料です。販売図面、マイソクと呼ばれる資料の元になる情報でもあります。

法令で様式が決まっているわけではありません。それでも整った形で持っておくと、案内のたびに調べ直す手間がなくなります。重要事項説明の下調べにもそのまま使えます。

このテンプレートは、後の重要事項説明で必要になる項目を意識して並べたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 案内のたびに物件情報を調べ直している方
  • 重要事項説明の準備を前倒しで進めたい方
  • 調査の出所を残しておきたい方

どのような場面で使いますか

媒介契約を結んだ時点で作り、条件が変わるたびに更新します。社内で情報を整理するための資料です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 取引の種別
  • 取引態様
  • 物件の名称
  • 種別
  • 所在(住居表示)
  • 地番・家屋番号
  • 交通
  • 所要時間の算出
  • 専有面積
  • バルコニー面積
  • 間取り・方角
  • 所在階/総階数
  • 構造
  • 築年月
  • 所有者
  • 調査日・出所
  • 権利の種類
  • 抵当権等
  • 用途地域
  • 建ぺい率・容積率
  • 前面道路
  • 管理形態
  • 管理会社
  • 管理費・修繕積立金
  • 滞納の有無
  • 主要な設備
  • 不具合
  • 価格
  • 価格の改定履歴
  • 引渡時期
  • 現況
  • 周辺環境
  • 嫌悪施設等
  • 未確認の事項
  • 確認の予定
  • 最終更新日
  • 次回の見直し

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

物件概要書.xlsx — 記入例の一部
物件概要書 【記入例】
商号・名称株式会社○○不動産
物件番号B-2026-042
項目記入欄項目記入欄
取引の種別売買取引態様媒介(専任)
物件の名称○○マンション 301号室種別中古マンション
所在(住居表示)東京都○○区○○2-4-6地番・家屋番号○○区○○2-4-6-301
交通○○線 ○○駅 徒歩8分(640m)所要時間の算出80mにつき1分で計算
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。商号・名称・物件番号・作成日などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

物件概要書に載せる情報

物件概要書に載せる情報は、次の5つに分かれます。

分類項目
物件の特定所在、地番・家屋番号、種別、名称
物理的な情報面積、構造、階数、築年月、間取り、方角
権利関係所有者、権利の種類、抵当権などの登記
法令上の制限用途地域、建ぺい率、容積率、道路の種別と幅員
取引の条件価格または賃料、諸費用、引渡時期、取引態様

法令上の制限の欄を最初から持たせておくと、重要事項説明の準備が早くなります。案内の段階で調べておいた内容が、そのまま使えます。

物件概要書と広告のきまり

物件概要書をもとに広告を作るときは、表示のきまりに沿う必要があります。不動産の表示に関する公正競争規約では、必ず表示する事項や、使ってはいけない表現が定められています。

一般には、次の点を確認している会社が多くあります。

  1. 取引態様(売主、代理、媒介)を必ず表示する
  2. 徒歩の所要時間は、80メートルにつき1分として計算する
  3. 「完全」「絶対」「日本一」といった断定的な表現を使わない
  4. 実際に取引できない物件を広告に載せない

ポイントはここです。物件概要書の段階で正確に書いておくと、広告を作るときに直す作業が減ります。

情報の出所を残す

物件概要書の情報は、複数の出所から集まります。登記事項証明書、公図、役所の調査、売主からの聞き取り。どこから得た情報かを残しておくと、後から確認するときに役立ちます。

実務では、次の形にしている会社が多くあります。

  • 項目ごとに、調べた日と出所を書く欄を持たせる
  • 売主からの聞き取りは、その旨を明記する
  • 未確認の項目には「未確認」と書き、空欄にしない

3つ目が効いてきます。空欄だと、調べていないのか該当がないのかが分かりません。

物件概要書を更新する

物件概要書は、募集の期間中に内容が変わることがあります。価格の変更、設備の故障、周辺の状況の変化。

一般には、次のタイミングで見直している会社が多くあります。

  • 価格や条件を変更したとき
  • 現地を再訪したとき
  • 募集を開始してから一定の期間が過ぎたとき(3か月など)

更新日の欄を持たせておくと、いつ時点の情報かが分かります。古い情報のまま案内すると、現地で説明が食い違います。

よくある質問

そのまま販売図面として使えますか。

この様式は社内で情報を整理するためのものです。販売図面として配布する場合は、表示のきまりに沿った内容と体裁に整える形になります。

賃貸と売買で様式を分けますか。

共通の項目が多いため、1つの様式に取引の種別の欄を持たせている会社が多くあります。賃料と価格の欄を両方持たせ、該当しない側に斜線を引く形が扱いやすくなります。

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